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病院指標

令和6年度医療法人社団青藍会鈴木病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 合計
患者数 0 - 63 37 26 34 56 149 296 211 877

2024年度退院患者さんの人数(総計877人)を10歳刻みの年齢階級別に集計しています。当院は区東部医療圏を中心に二次救急医療機関として医療を提供しています。また関連施設として老人保健施設、療養型病院、特別養護老人ホームを有しており、関連施設や近隣の有料老人ホーム、グループホーム、特別養護老人ホームからの救急入院が多い傾向にあります。当院の入院患者さんは、70歳代が17.0%、80歳代が33.8%、90歳以上が24.1%と70歳以上の患者さんが656人で全体の74.8%を占め、80歳以上の女性で平均寿命を超えた特に90歳以上の患者さんの占める割合が年々増える傾向にあります。10件未満の数値については規定により「-」ハイフンでの表記となっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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各診療科別に患者数の多いDPC14桁分類についてDPCコード、DPC名称、患者数、当院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢、解説を示しております。

内科
DPCコード 名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
110310xx99xxxx 尿路感染症 39 14.31 13.66 0.08 84
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 38 20.05 20.78 0.26 83
170020xxxxxx0x 急性アルコール中毒 29 2.21 2.68 0 37
050130xx9902xx 心不全 12 23.17 23.96 0.33 84
0400800x99x0xx 肺炎等 11 17.45 18.16 0 92

内科では高齢の患者さんが多く、免疫力の低下により起こりやすい誤嚥性肺炎、尿路感染症などの感染症、心不全が上位を占めています。
高齢の患者さんは病状回復後も自立した生活が困難で、転院、施設への入所が必要になるケースが多く、退院調整に時間を要し入院期間が長くなる傾向にあります。
当院では関連する療養病院、介護老人保健施設を有しているので、家族の意向も踏まえてそちらへの転院も積極的にすすめています。

外科
DPCコード 名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
170020xxxxxx0x 急性アルコール中毒 59 1.51 2.68 0 33
110310xx99xxxx 尿路感染症 23 16.22 13.66 0.13 88
0400800x99x0xx 肺炎等 21 20.71 18.16 0.29 84
100380xxxxxxxx 脱水症 19 13.21 10.26 0.11 80
060380xxxxx0xx 急性胃腸炎 16 2.88 5.55 0 52

外科は一般外科(けが等を扱う)、消化器外科が主体ですが、当院関連施設、近隣老人施設からの高齢患者さんを外科で担当することもあり内科と同様の病気が上位を占めます。
当院は二次救急医療機関であり急性アルコール中毒の患者さんも多く受け入れています。
上位にはあがりませんが尿管結石、大腸憩室炎、胆石胆のう炎の治療にもあたっており、患者さんの状態によっては専門病院への転院も迅速かつ積極的に行っております。
10件未満の数値については規定により「-」ハイフンでの表記となっています

整形外科
DPCコード 名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
160800xx02xxxx 大腿骨骨折(人工骨頭挿入術実施) 37 36.35 25.29 0.57 80
071030xx99xxxx 急性腰痛症 27 13.07 10.52 0.11 75
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎骨折 18 21.56 19.16 0.50 77
160800xx99xxx0 大腿骨骨折 17 9.71 13.56 0.88 84
160580xxxxx00x 腰部、臀部打撲 13 13.85 7.70 0.08 83

整形外科は救急搬送にて入院される患者さんが多数を占めています。
特に高齢化に伴って、転倒による大腿骨頚部骨折等の患者さんが多く、年々増加の傾向にあります。
骨折の状態により人工骨頭挿入術、大腿骨骨折観血的手術(ガンマネイルなど)を実施、必要に応じて他院への紹介も行っています。
骨折によるADL低下を最小限にするため、リハビリテーションは患者さんの状態に配慮し、受傷後早期から積極的に実施し、回復期リハビリテーション、または療養病院への転院もすすめています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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  7版 病期分類 stage Ⅰ stage Ⅱ stage Ⅲ stage Ⅳ 不明 再発
胃癌
大腸癌
乳癌
肺癌
肝癌

※病期分類基準 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大がんといわれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さんの数を、初発病期分類別と再発に分けて2024年度に退院した患者さんで集計しています。
但し、10件未満の数値については規定により「-」ハイフンでの表記となっています。
UICC病期分類とはUICC病期分類国際対がん連合によって定められた①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つのカテゴリによってがんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。「初発」とは当院においてがんの診断、あるいは初回の治療を実施した場合、「再発」とは当院、他施設を問わず初回治療が完了した後、当院にて患者さんを診療した場合や、がん治療後に局所再発または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
当院では区健診後の精密検査にて胃・大腸内視鏡検査を実施していることから、大腸がんの患者さんが多くなっています。
がんと診断され、手術、抗がん剤投与など専門的治療が必要な場合は近隣のがん専門病院、大学附属病院への紹介を行っています。当院での初発患者さんは、その殆どが健診等でがんが見つかった方、再発患者さんは、当院受診時に既往歴としてがんにかかっている方となっていて、手術や化学療法をしない緩和ケアを主体とした患者さんの入院を受け入れています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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重症度 患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症
中等症
重症
超重症

成人市中肺炎につき、診療ガイドラインによる重症度分類別に患者数、平均在院日数、平均年齢を示しました。但し、10件未満の数値については規定により「-」ハイフンでの表記となっています。
市中肺炎とは病院外で日常生活をしていた人がかかる肺炎のことで、病院又は介護施設で生活している方がかかる肺炎、食べ物の誤嚥による肺炎は対象外となります。
治療は急性呼吸不全の管理、薬剤投与が中心で、時には人工呼吸器装着、気管切開等の処置を行い、さまざまな病態に応じた呼吸管理を行っています。
重症度が上がるほど高齢の患者さんが多くなり、長い治療期間を要しています。

脳梗塞のICD10別患者数等

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ICD10 傷病名 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作および関連症候群
I63$ 脳梗塞

脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示す統計となっております。
発症3日目以内の急性期脳梗塞の患者さんが多く、内科医、脳外科専門医が治療にあたっています。
当院ではこういった緊急性のある疾患に迅速に対応できるよう、常時CT等の検査ができる万全の体制を敷いており、更に専門的な治療が必要となった場合には脳外科専門病院への紹介も行っております。
また、急性期治療終了後には個々の患者さんに応じたリハビリテーションを積極的に行っており他施設で急性期治療を終えられた慢性期の患者さんの転院にも応じています。
10件未満の数値については規定により「-」ハイフンでの表記となっています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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※10件未満の数値については規定により「-」ハイフンでの表記となっています

内科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K664 経皮的内視鏡下胃瘻造設術
K0003ロ 創傷処理 筋肉、臓器に達するもの 長径10cm以上 
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上

内科で最も多い手術は、胃瘻造設術(PEG=ペグ)です。
PEGはさまざまな要因により口から食事が摂れなくなった方や、食べてもむせ込んで肺炎を起こしやすい方にカテーテルを通して直接胃に栄養を入れる方法で、内視鏡を使ってお腹に胃まで通じる小さな穴を造る手術の事です。
大腸ポリープ切除術は内視鏡でポリープのある粘膜下に薬液を注入し、スネア(輪状になった電気メス)を用いてポリープを切除します。高齢の患者さんは独りで術前薬を飲むことが困難な場合が多く、あらかじめ入院される方もいらっしゃいます。
当院では術後出血等の合併症観察のため、1泊入院での治療を基本としています。
創傷処理は傷の縫合の事をいいます

外科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。)  10 12 43 0.8 81
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿
K0152 皮弁作成術 25㎠以上100㎠未満
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm 未満

外科では内科と同様、胃瘻(PEG)造設術が最も多い手術となっています。
内科で主に行っている手術も担当主治医によっては外科でも同様に行っています。
また患者さんの病状が複数科にわたっている場合は主科にて分類されるため、外科に整形外科の手術が混在しています。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K0811 人工骨頭挿入術(股関節) 23 6 30 0.61 79
K0461 骨折観血的手術 上腕、大腿 22 6 28 0.59 83
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿
K0763 観血的関節授動術 指(手、足)
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手、足、指(手、足)

整形外科では骨折に対する手術が上位を占めています。特徴として高齢の大腿骨頚部、転子部骨折の患者さんが多く、手術件数も同様に骨折観血的手術(大腿)、人工骨頭挿入術(股関節)が多くなっています。およそ入院1週間以内には手術が行われ、術後リハビリも早い時期から開始されます。特に高齢の方は骨折によって今まで通りの生活が困難になる場合もあり療養病院や介護施設への転院を勧めるケースもあります。

10件未満の数値については規定により「-」ハイフンでの表記となっています

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 患者数 発症率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
130100 播種性血管内凝固症候群 異なる - -
180010 敗血症 同一 12 0.014
180010 敗血症 異なる 14 0.016
180035 その他の真菌症 同一 - -
180035 その他の真菌症 異なる - -
180040 手術・術後の合併症 同一 - -
180040 手術・術後の合併症 異なる - -

当院では80歳以上の高齢で慢性の病気をかかえている方の入院が多く、不慮の骨折、消化管出血、感染症、心不全の増悪などで入退院を繰り返し、なかでも感染症増悪での入院が目立っています。
播種性血管内凝固症候群(DIC)は血液凝固の異常をきたす疾患で別の病気で入院し、容態が悪化した結果発症します。当院では敗血症が原因で発症することが多いです。
敗血症は肺炎、尿路感染症など何らかの感染症をきっかけに血液中にウイルスが入り全身に炎症がおきた状態のことをいいます。
手術・処置等の合併症での主な疾患は中心静脈カテーテル感染等が挙げられます。
ここに示している患者数で入院契機欄の「同一」とは入院のきっかけとなった病名が上記病名であった場合であり、「異なる」とは、上記病名以外の病名で入院し、入院中に上記病名を発症した場合になります。
但し、10件未満の数値については規定により「-」ハイフンでの表記となっています。

医療の質指標

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1)リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) 67
分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 67
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 100%

肺血栓塞栓症は肺の血管に血のかたまり(血栓)が詰まり、呼吸困難や胸痛、失神発作、時には心停止を起こす危険な病気です。
当院では肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者さんに対し弾性ストッキングの着用、フットポンプの使用、抗凝固薬の投与など予防対策を高い割合で実施しています。

2)血液培養2セット実施率
血液培養オーダー日数(分母) 268
血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) 176
血液培養2セット実施率 65.7%

血液培養は血液中の細菌を検出し、感染症の治療に必要な抗菌薬を選択するための検査です。
2セット採取は血流感染症の診療効率を高めるために有効であり診療ガイドラインにおいて推奨されています。
(1セットのみでは診断結果が偽陽性となりやすい)
* 2024年7月~2024年12月頃まで血液培養容器供給不足となり、1セットのみの運用を余儀なくされたため実施率の低下となっています。

3)広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) 54
分母のうち入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された処方数(分子) 54
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 100.0%

広域スペクトラム抗菌薬とは幅広い種類の細菌に効く抗生剤のことを言います。過剰な使用により病原体に薬が効かなくなる薬剤耐性が
問題となります。そのために培養検査を実施して原因菌が判明後は狭域の抗菌薬へ変更することが推奨されています。
当院でも広域抗菌薬を使用する際には事前に高い割合で培養検査を行っています。

4)転倒・転落発生率
退院患者の在院日数の総和(分母) 13,927
退院患者に発生した転倒・転落件数(分子) 39
転倒・転落発生率 2.8‰

集計期間中における延入院患者数の中で転倒・転落が発生した件数を1000人あたりの比率で示しています。
当院では介護度が高い高齢の患者様が多いため発生率が高い傾向にありますが入院時にアセスメントシートを用いて転倒・転落の危険性を把握し予防に努めています。

5)転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
退院患者の在院日数の総和(分母) 13,927
退院患者に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数(分子) 1
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率 0.07‰

患者様が転倒・転落に至るのは、入院そのものがもたらす環境の変化や疾病、治療の影響によるものなど原因は様々です インシデント影響度分類レベル3b以上とは損傷レベルの高いもの(手術や大きな処置を必要とする)を指します。この指標は病院として転倒・転落予防の取り組みを効果的に行えているかを表しています。

6)手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
全身麻酔手術で予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(分母) 59
分母のうち手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与された手術件数(分子) 59
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 100.00%

手術開始前1時間以内に適切な抗菌薬を投与することで、手術後の手術部位の感染発生を予防し入院期間の延伸や医療費の増大を抑えることができると考えられています。当院ではすべての該当患者様に対して投与を行っています。

7)d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
退院患者の在院日数の総和(分母) 13,927
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の発生患者数(分子) 29
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率 0.21%

褥瘡とは栄養不良、全身状態の悪化、長期間の圧迫などにより皮膚が循環障害を起こし、いわゆる「床ずれ」となってしまったものを言います。
褥瘡の発生は患者様の生活の質(QOL)を低下させ、褥瘡感染により敗血症など重篤な病状となる場合もあります。
患者様の状態によっては予防が困難な場合もありますが当院では褥瘡対策チームを設置し診療計画に基づき適切な褥瘡対策を行っております。

8)65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
65歳以上の退院患者数(分母) 643
分母のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数(分子) 595
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合 92.50%

早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、在院日数の短縮予後改善につながります。この指標は病院の栄養管理体制を表す指標とされています。

9)身体的拘束の実施率
退院患者の在院日数の総和(分母) 13,927
分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子) 5043
身体的拘束の実施率 36.21%

身体的拘束とは点滴の自己抜去、転倒防止のため患者様の手足をベルトで固定したりベッド柵を使用しベッドから降りることを制限することをいいます。
拘束により精神、身体的に二次的な障害が生じることもあるため極力避けるべき処置でありますが当院では認知機能の低下した高齢者が多く入院されており治療上やむを得ない状況です。
当院では家族と充分に話し合い検討したうえで必要最小限の拘束を行っています。

更新履歴

2025年10月09日

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